Gold,Intaglio Ring R-729
14ct,インタリオリング
高さがあまりなく、手に吸い付くような着け心地のよいインタリオリング。
1900年頃の現在のチェコあたりのお品物だと思われます。
ヨーロッパの中心に位置するこの時代のチェコは、オーストリア帝国内のハプスブルク家が統治していた時代。
第一次世界大戦後の1918年チェコスロバキア共和国として独立する前の混沌としていた時代でしょうか。
場面に彫られているクレストは3本の羽飾りのよう、ヘルメットは横向きの格子兜(公爵以下貴族が使用できる)です。
盾は斜めに分割され、片方にはユリ、もう片方にはクロスが彫られています。
ショルダー部分は珍しいお作りで、模様の入った部分を別で作って後から合わせたように見えます。
サイズ17.5号(サイズ直し可能です。ご相談ください)
インタリオとは、
石や、金属の平面に、紋章やモットーなどの
模様や文字を封蝋の上から押し付けるため、
掘り下げて模様を出したもの。。
指輪にインタリオした石をセットしたり、
また地金を彫り下げた品もあり、
これをインタリオリングといいます。