Pique Pendant K-103
ピクェ ペンダント
品番:K-103
品名:ピクェ ペンダント
素材:べっ甲・ゴールド
国(推定):イギリス
時代(推定):19世紀中期
サイズ:長さ約50mm×幅約24mm×厚さ14mm
ピクェは、べっ甲に金や銀を象嵌した作品です。
べっ甲が熱によって膨張や収縮する作用を利用して作られました。
あらかじめ金属に合わせてべっ甲にデザインを彫り、
温めて膨張させて、金属を埋めます。それが冷えて収縮すると
金属は、べっ甲と一体になったように埋め込まれる、といった
仕組みです。大変繊細な技術を要し、現代ではまず制作されることが
稀です。本体素材のべっ甲も、今となっては希少となっています。
こちらの作品には繊細な草花紋が表現され、
下部の揺れるパーツも立体感ある作品に動くアクセントとなって見えます。
バチカン部分もべっ甲でコンディションは良好です。