19世紀初期のジョージアン期に作られました、絡み合った二匹のヘビのシャンクに支えられているガーネットとパールのリングです。
四角いカボッションのガーネットは真紅の美しい色をしています。
それはクローズドセッティングされており、石の裏面に敷かれているであろうフォイルが、
光を反射してより一層ガーネットの美しさを引き立てます。

べゼルの四隅より繋がり絡み合った二匹のヘビは二人の永遠の愛を象徴しており、
こちらのリングが深い愛情を表すために作られ女性に贈られたものだと思われます。

19世紀のイギリス、ヴィクトリア女王が婚約指輪に贈られたのもヘビモチーフのリング。
彼女がヘビモチーフを好んだことで19世紀中期より、イギリスでは大変流行し多くのジュエリーが残っていますが、
グッドウィルでもございますそれらの多くは どちらかというと、丸みを帯びた立体感のあるヘビたちです。
こちらはジョージアンジュエリーの特徴の一つでもある、厚みを感じさせない華奢な作りが特徴です。

サイズ9.5号