Pearl Necklace N-182
パールネックレス
19世紀、とても貴重だったパールをふんだんに使った贅沢なネックレス。
母貝をモチーフのパーツにカットし、糸を通したパールを巻きつけてセットしています。
下がった二本のフリンジが可憐に揺れるこちらのエレガントなリボンのデザインは
アンティークでは王道 。
雪洞の様なかわいいモチーフを繋げた首の周りの部分は
クラスプへ向かって小さくグラデーションになるよう作られています。
平均的な女性が鎖骨の間辺りからモチーフが揺れるよう長さは42㎝です。
クラスプは6角柱の引き輪です。
矢羽の様な模様が施され、細部までこだわりを感じます。
当時は多くの女性が身に着けていたパールジュエリーだったのでしょうが、 このように美しく残っている品物が 市場で見つかる事は最近とても少なくなってきているような気がします。
光る宝石を使用せず、しっとりしたパールだけを使って仕上げられた美しいこちらのネックレスは, 昼間に着けるためのジュエリー として使用されていたのでしょう。