品番:K-85
品名:G.バックルリング
素材:ゴールド
国（推定）:イギリス
時代（推定）:19世紀中期
サイズ：＃17.5号　
サイズ直し不可

ヴィクトリア時代のセンチメンタルジュエリー。
センティメンタルジュエリーとは
・愛情を示す事を目的としたもの
・個人の信仰を表すもの
・愛する故人を偲ぶ目的のもの
ベルトのデザインは、結びつきを表すのだとか。
こちらのリングは、リング本体が中空構造になっており
上部が左右に開閉するロケット仕様のリングです。
中空構造ゆえにサイズ直しは出来ません。
全て閉じてしまえば、仕掛けがあるとは思えないほど
繊細な仕上がりで、さりげない文様の彫が
アクセントになっております。

品番:K-104
品名:メタル ホーンブローチ
素材:ホーン
国（推定）:イギリス
時代（推定）:19世紀後期

天然素材の柔らかな印象と牧歌的なデザインが魅力のブローチ。
モチーフの鹿は夫婦でしょうか。
余計な装飾を排除した事により、ナチュラルな造形美が強調されているようです。
コンディションは、左の鹿の耳が欠けておりますが
それ以外のクラック等はございません。
絵画を身に着ける気分で装ってみてはいかがでしょうか。

品番:K-103
品名:ピクェ ペンダント
素材:べっ甲・ゴールド
国（推定）:イギリス
時代（推定）:19世紀中期
サイズ：長さ約50mm×幅約24mm×厚さ14mm　

ピクェは、べっ甲に金や銀を象嵌した作品です。
べっ甲が熱によって膨張や収縮する作用を利用して作られました。
あらかじめ金属に合わせてべっ甲にデザインを彫り、
温めて膨張させて、金属を埋めます。それが冷えて収縮すると
金属は、べっ甲と一体になったように埋め込まれる、といった
仕組みです。大変繊細な技術を要し、現代ではまず制作されることが
稀です。本体素材のべっ甲も、今となっては希少となっています。
こちらの作品には繊細な草花紋が表現され、
下部の揺れるパーツも立体感ある作品に動くアクセントとなって見えます。
バチカン部分もべっ甲でコンディションは良好です。

スコットランドの地で、長い年月をかけて自然が作り上げた美しいメノウを使ったスコティッシュジュエリー。
もともとスコットランドの男性が身に着ける 巻きスカートのようなタータンチェックの民族衣装に合わせられていた伝統的な装身具ですが、
19世紀 ヴィクトリア女王がスコットランドのバルモラル城を購入し訪れるようになると人気の地となり
それに伴いスコティッシュジュエリーも女性用に多く作られるようになりました。

こちらのブレスレットも女性用に作られたものなのでしょうか、
女性の私が試着してみるとぴったりとくるサイズ感です。

シトリン を中心にリボンを結んだようなモチーフに水色のメノウがセットされています。
センターモチーフから繋がるブレス部分は、三日月が並んでいるようです。

細いラインとボリュームのある箇所が交互にやってくるリズムのあるデザインは、
シルバーとメノウという強いイメージなりがちな素材を、軽やかなイメージに仕立て上げています。

長さ ： 約17cm　ブレス幅約17mm　正面場面φ約3cm

彫金がとても美しいジョージアンのフォブシール。
縦約7.5㎜×横約9㎜のサイズのコーネリアンには、今にも罠にかかるのではないかと思われるネズミとネズミ捕りが彫られています。
その上には、気を付けて！！の意味を持つ　［PREN　RE　GARDE]　の鏡文字が。

どなたかへの贈り物として作られたのでしょうか？それともご自身用への忠告に？
シールへは、紋章や格言、愛馬や愛犬、大切な方への愛のメッセージなどが彫られていることが多いのですが、
ネズミとネズミ捕りを彫らせるとは！！
こちらのシールの注文主は大変ユニークな方だったと思われます。

合わせていますスプリットリングも彫りの深い見事なお品です。
スプリットリングは、斜めに切れ目が入っており、そこからチェーンを通しシールとチェーンを繋ぐペンダントでいうバチカンの役割を果たします。
このように美しいスプリットリングは現在ではとても貴重になり、シールとセットになっている姿で見かけることはとても少なくなりました。

フォブシールは本来、男性が懐中時計などと一緒に腰からチェーンを通して着けていたものですが、
ペンダントトップとしてご提案をしています。

サイズ：シール縦約7.5mm×横約9mm　シールを底にして立てた時　高さ約19mm　

深い緑色の石へ赤い斑点の模様が入りました ブラッドストーンを使用したインタリオリング。
斑点がまるで血しぶきのようにも見えることから、ブラッドストーンと呼ばれているカルセドニー。

こちらのモチーフでは、赤い雪が降る中 架空の生物がたたずんでいるように見えます。
ヤギの頭に鳥（鶏？）の尾を持つ生物の 凛とした力強い表情と雪のように見える赤い斑模様が相まって、
とても美しい光景です。

シャンクには14金のピンクゴールドが使用されており、内側には14金を表す 585の刻印を確認することが出来ます。

サイズ：約9号（サイズ直し可能）
※対応サイズはご相談ください
※期間3週間頂戴いたします
※サイズ直し承り後のキャンセル不可

ブラッドストーン 縦約11mm×横約9mm

インタリオとは、石や金属の平面に紋章やモットーなどの
模様や文字を彫り下げ封蝋の上から押し付けるためのもの。
この掘り下げて模様を出す事をインタリオと言います。
指輪にインタリオした石をセットしたり、
また地金を彫り下げた品もあり、インタリオリングと言われます。

ガラスの魚鉢に美しい魚たちが泳いでいます。
その魚鉢へ飛びついた猫。
赤い目（ガラス）の飼い猫らしい艶のある毛並み。
どちらもぷっくりとした立体感のあるお作りです。

くすっとするような猫の日常の一場面を表したジュエリー
とてもレアなお品物です。

サイズ：縦約16㎜×横約20㎜

うっとりするような大人色のピンク（少し紫がかったピンクというのでしょうか）が、
印象的なトルマリンリング
側面から裏側にかけての石のファセットが正面から透けて見え、
それが多彩な色を発しているわけではないのですが覗き込んで角度を変えてみると、
万華鏡を思いだすような多彩な光の動きを楽しめます

すっきりとしたシャンクは、現在のファッションにも合わせやすいですね

取り巻くパールはハーフパール
残念ながら二ヶ所にお直し後があります
こちらのリングのそんな歴史も踏まえて大切にして頂けると嬉しいです

サイズ：約17号（サイズ直し可）　　場面サイズ：タテ約10mm×ヨコ約9mm　トルマリン　タテ約6.5mm×ヨコ約6mm
※対応サイズはご相談くださいませ
※期間3週間頂戴いたします
※サイズ直し承り後のキャンセル不可

チェーン上に間隔をあけて宝石などのパーツをあしらったデザインを、
レールで繋いだ駅の様子に見立てて ステーション（駅）ネックレスと呼んでいます。
主に20世紀に入ってから見られるデザインになります。
長さは約80㎝。
引き輪を外すことなく、そのまま被ってしまう事が出来る着脱に便利な長さは、
お急ぎでお出かけになる際には大変便利です。
また、他のネックレスとの重ね付けも楽しめやすい長さです。

アメシストは全て角が取れた滑らかなお石が使われています。
一つ一つ微妙に形やサイズが違うところもよいところ

アメシストを繋ぐオーバル形のシルバーパーツに、
細かくほどこされた刻みの模様が、
すっきりとした印象のネックレスにエレガントさをプラスしています。
艶やかなとろりとした紫がうつくしいアメシスト。
上品なお色は、大人の女性のファッションへ差し色としても活躍してくれると思われます。

長さ：約80cm　アメシストφ約～8mm