厚みのある縦長オーバルのカボッションカットガーネットが印象的なリング。
深みのあるワインレッドカラーの大変美しいガーネットです。

ガーネットを留めている爪はその石の高さを強調するように鋭角に立ち上がっており、
デザインの一部として美しさを損なわない様に細工されています。
爪を含めました肩から指腹にかけての幅のあるシャンクの直線模様と、
アウトラインの唐草の深い彫りは男性的な力強さを感じさせるデザイン。
男性にもお勧めのユニセックスなお品物です。

ゴールドはピンクゴールド。
内側のオーストリアのホールマークは、判りづらくなっていますが
1892年から1922年頃に使用されていた14金を表す刻印だと思われます。

サイズ ： ＃14.5　/　ガーネット縦約11mm×横約7mm
※対応サイズはご相談くださいませ
※期間3週間頂戴いたします
※サイズ直し承り後のキャンセルは不可となります

ダイヤモンドソリテールリング。
オールドマインカットが施されたダイヤモンドは
シルバーの枠にクローズドセッティングされ、19世紀の作品らしい
輝きに満ちております。
地金の細工は控えめながらダイヤモンドをより美しく映えさせる
工夫が感じられ、好感の持てる仕上がり。
時代を超えて愛される作品と言えるのではないでしょうか。

サイズ＃8
ダイヤモンドソリテールリング。
オールドマインカットを施したダイヤモンドが
ゴールド枠にオープンセッティングされています。
このリングが作られたのは1900年頃。
それより前の時代であれば、クローズセッティングの品が多いのですが、
カット面の大きなダイヤを、このようにオープンセットにすることで
独特の透明感と輝きが生まれます。
それはまるで、新しい時代の風を感じるような爽やかさです。

身に着ける人の肌色を少しだけ拾い、その方ならではの色合いで
輝くのも現代のダイヤモンドジュエリーとは一味違うかもしれません。
リングと、身に着ける方が一体となって、一つの作品となる
味わい深い作品といえるのではないでしょうか。

発色の良いミャンマールビーを、オールドヨーロピアンカットの
ダイヤモンドで取り巻いた贅沢な作品。
地金は14金です。いっぱいにしっとりとしたダイヤモンドの耀きと、
ルビーの冴えた赤は、時代を超えて愛されるオーソドックスな美。
アンティークジュエリーとしては、珍しい比較的小さな場面も
現代の装いに合わせやすく魅力的です。

縦約14mm×横約10mm（フレーム含まず）の長方形のフレームの中の
場面いっぱいを使ってマリア様が彫られています。
シェルカメオのベースとなる茶色とマリア様を表す白色との対比が
極端に白が多いのもマリア様の清廉さを強調しているよう。

右を向き静かに目を閉じているその横顔は、静かに祈りを捧げているのでしょう。

こちらのリングの特筆すべきは見事なシャンク。
柔らかい色味のピンクゴールドを使用し、
ベゼルの撚った金線を駆使した見事な細工に目を奪われます。

ナポレオンがイタリア遠征からフランスへカメオを持ち帰ったことで、もたらされたカメオの流行。
とはいえ19世紀初期のフランスでは、権力の象徴として貴族や一部の富裕層に着けられたもの。
その為この時代の女性的なカメオの数が少なく、
こちらのように女性の手に合う繊細な作りのリングは、貴重です。

指腹にあたる部分に、フランスの14金を表すシェルの刻印があります。

ジョージアン期に作られましたガーネットロケットペンダント。
しずく型のロケットペンダントは、表面は透明なクリスタル、裏面は透明なガーネットの大変珍しい組み合わせで作られています。
現代のパワーストーンの法則では、ガーネットを浄化させるためにクリスタルと合わせるとよい様ですが、200年前のイギリスにはそのような考え方はなかったと思われます。
宝石が貴重な時代です。用意することが大変だったのでしょうか。
厚みはそれほどないとはいえ、ロケットはかなりの表面積が必要ですから。
表裏どちらも、やわらかなカーブを描き丸みを付けて研磨された、とても状態の良いものです。
外周をめぐるガーネットは、紫がかったうす赤色。
薄く四角へカットされた石は、ピンクゴールドで覆輪留めにされています。
アウトラインが赤いガーネットだからでしょうか、ハートやイチゴのモチーフ思わせます。

ロケットの開閉は調子がよく、写真を、またはレースやお好きな色の布を用意して中に入れる事もできます。
少し厚みがあるため、砂や細かいビーズ、贅沢に宝石を入れても良いかもしれません。

サイズ ： 場面縦約18mm×横約13mm　厚み約3mm　チェーン40cm