Antique Jewellery GoodWill

Gold,Necklace N-177

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ヴィクトリアン期に作られました、マットな風合いの優しいイエローのゴールドチェーン。
この時代のおおよそのチェーンがそうであるように、
こちらのチェーンもハンドメイドのお品です。
それぞれロー付で繋げていく大変手間のかかる作業は、想像するだけで頭が下がる思いです。

着目したいのは、(角のとれた丸みのある)長方形のコマの短辺の長さと、コマの幅の長さを揃えていることです。
そのため、無駄な動きが少なくなり依れたりせずに、デザインが安定しています。
さらに角のない滑らかな仕上げがされている一コマ一コマを繋げたチェーンは、しなやかな肌触りで金属ということを忘れてしまいそうです。

当時はこのチェーンの長さ約72cmの2倍以上の長さがあり、マフチェーンとして使用されていたと思われます。
以前のオーナーがネックレスとして着けやすい長さにカットしたのか、誰かと分けてお持ちになることにしたかもしれません。

マフチェーンとは、マフと呼ばれる円筒状になった両手を入れて温めるための防寒具を、首から下げるために使われたチェーンです。
マフの端をナスカン(チェーンの先についている留め金具)に付けて必要なときには両手を出せるようにするためだったようです。

落としたり紛失しないように、ナスカンに懐中時計を付けてポケットへしのばせる・・こちらの形状はウォッチチェーンとも呼ばれています。

上記のようにナスカンには、お好きなペンダントトップを付けて楽しむことが出来ます。

Gold,Sapphire,Diamond Ring R-983

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コランダム(鉱物)の変種の赤以外の色石全てをサファイアと呼びます。
赤は皆様もよくご存知のルビーですね。
サファイアには、イエローやピンク、もちろんグリーンも合わせて様々な色があります。
ブルーにグリーンがかったご紹介のお石もその一つ。
珍しいお色だと思われます。

モチーフは古より人気の、ダイヤで取り巻いたお花。
ダイヤをセットしている花びらのバランスを小さくしている為、煌びやかになりすぎず、ちょっとしたお出掛けや仕事などで、さりげなく付けたい方に最適なデザインです。

セットは光を通すオープンセッティング。
ベゼル下の立ち上がりも美しいお作りです。

指腹にあたる外側には、オランダの14金を表す葉のホールマークが刻印されています。

着用すると肌の色が重なり、深い藍色にも見えます。
しかい動いて、光が入ると緑に輝く魅力的なサファイアリングです。

サイズ : 約17号(サイズ直し可) 場面 縦約12mm×横約10mm
※対応サイズはご相談ください
※期間は3週間頂戴いたします
※サイズ直し承り後のキャンセル不可

Silver,Marcasite Pendant P-541

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デコデザインのフレームの中心にオールドローズが一輪、マルカジットをあしらった葉に囲まれて咲いています。
控えめにうつむき加減で咲いているその様子は、可憐であり、
金属独特の強い輝きを持つマルカジットとカジュアルな印象のシルバーそれぞれの
クールさに、ほどよくエレガントさをプラスしています。
フレームにはミルグレインが打たれるなど(消えているところもありますが)、デザインだけでなく作りも細部までこだわった一品。

セットされているシルバーチェーンは、繊細な作りと個性的なデザインが魅力で、時にはトップなしのチェーンだけでも着けて楽しんでいただけます。

マルカジットとは、英名をマーカサイトと、また日本では白鉄鋼と呼ばれる黄鉄鋼のことです。6面体にカットされたマルカジットは、18世紀中頃からヨーロッパで、
その金属独特の強い輝きからダイヤモンドの代用品として多くのジュエリーが作られました。

サイズ : 場面縦約32㎜×横18㎜ チェーン長さ約475㎜

Metal,Paste Necklace N-176

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色とりどりの美しいガラスのステーションネックレス。
宝石のようにファセットがあり、それぞれが光を受けて輝きます。
全長約135㎝のロングチェーンの、ガラスとガラスの間隔は約5㎜。
ふんだんに使われているガラスは赤、青、白、緑、紫、オレンジ、水色の順番でセットされています。
その古いガラスの魅力は、色や質感にあるのではと思われます。
20世紀初期に作られましたこちらのガラスは、
現代ガラスにはないような、ちょっと水あめのようなとろっとした表情。
中間色の強すぎない落ち着いた色味が、これだけ色を使っているにも拘らずお互い馴染んで一体感を持たせているようです。

チェーンの金属は合金で、渋く淡いゴールド。
こちらには引き輪がないため、被って着用ください。

サイズ : 長さ約135㎝ ガラスΦ4㎜

Gold,Opal,Pearl Earring E-186

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緩やかな曲線を組み合わせて作られました
ゴールドのアールヌーヴォーデザインイヤリング。
19世紀ヴィクトリアン時代にみられる装飾的な要素はなく、
影響を強く受けたといわれている日本の美術品に通じるシンプルな力強い美しさを感じる作品です。
中心のペアシェイプにカットされたオパールは
薄いブルーとグリーンの色味が強く出ることが多いですが、
角度を変えて光を通すと透明感のあるピンク色が見えることもあります。
遊色効果を持つオパールの、面白さですね。
揺れるように付いている一番下のバロックパールは花の蕾を表しているのでしょう、
留めているゴールドの枠が花のガクの様な形状をしています。
このパール、ネックレスとして使用されるためのものだったのか、
使用されたものだったのか糸を通すための穴があいていますが、
見えない位置にある為、着けていて気にならないのではないかと思われます。

場面サイズ : 縦約36㎜×横約14㎜

Gold,Opal Diamond Ring 信-43

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ハートが二つ並んだデザインは、19世紀に人気のあったラブジュエリーです。
二人の気持ちが離れることのないように・・との想いを込めて作られたダブルハートのデザインは、エンゲージリングとしても用いられていたよう。
こちらのオパールリングは、ハートの先端が僅かですが内側を向いてセットされ、その上ハートの一番ぷっくりと横に張った内側の部分の、取り巻くアンティークダイヤを外してより近くオパールをセットすることにより、二つのハートが寄り添うように見え、気持ちが離れないようにとの強い想いを感じられるデザインになっています。
甘くなりがちなハートデザインに、すっきりとしたシャンクを併せることによって引き締め効果もあり、現代ファッションにも合わせやすいかと思われます。
特別なプレゼントにもお勧めです。

内側には、金証確認した場所や年代を表すホールマークが打たれています。

サイズ11号(お直し可能、ご相談くださいませ)

Gold.Garnet Ring R-916

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サイズ#11.5
ガーネットだけを用いた一文字スタイルのリング。
イエローゴールドに、ガーネットの赤が映えます。
立ち上がりが比較的低く指なりに弧を描いた美しいフォルムです。
レイトヴィクトリアンのエッセンスと、モダンジュエリーとの合わせやすさ
そして、使い易さを併せ持った嬉しい作品です。
コレクションとしてのアンティークジュエリーはもちろん素晴らしいですが
日常にストレスなくお召しになれるアンティークジュエリーもまた嬉しいもの。
ヨーロッパの歴史を身にまとう喜びが
日々の暮らしに彩りを添える事でしょう。

18ct.(pt)Diamond Ring R-892

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照りの良いダイヤモンド7石を使用したクラスターリング
古典的なデザインの割腕も、アンティークらしい雰囲気。
極小の爪でダイヤモンドを留めた場面は滑らかで
ストレスなくお召しになれます。
ダイヤモンドをより美しく見せる工夫として
お石の周りのみプラチナを用いておます。
20世紀初期の多くの作品に見られる
プラチナ、ゴールドのコンビネーション。
現代においては、この二色使いが
様々なジュエリーと相性の良さを実現しています。

比較的小ぶりで華奢なこちらの作品は
モダンジュエリーとの相性の良さや
アンティークならではの雰囲気を持ち合わせた作品です。

ファーストアンティークをお考えの方へ
価格も魅力ある設定にいたしました。

サイズ#15

Gold,Intaglio Ring R-729

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高さがあまりなく、手に吸い付くような着け心地のよいインタリオリング。
1900年頃の現在のチェコあたりのお品物だと思われます。
ヨーロッパの中心に位置するこの時代のチェコは、オーストリア帝国内のハプスブルク家が統治していた時代。
第一次世界大戦後の1918年チェコスロバキア共和国として独立する前の混沌としていた時代でしょうか。

場面に彫られているクレストは3本の羽飾りのよう、ヘルメットは横向きの格子兜(公爵以下貴族が使用できる)です。
盾は斜めに分割され、片方にはユリ、もう片方にはクロスが彫られています。
ショルダー部分は珍しいお作りで、模様の入った部分を別で作って後から合わせたように見えます。

サイズ17.5号(サイズ直し可能です。ご相談ください)

インタリオとは、
石や、金属の平面に、紋章やモットーなどの
模様や文字を封蝋の上から押し付けるため、
掘り下げて模様を出したもの。。
指輪にインタリオした石をセットしたり、
また地金を彫り下げた品もあり、
これをインタリオリングといいます。

Gold,Garnet Pendant P-539

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1830年頃に作られたガーネットペンダントです。
この時代のデザインによく見られるフラットにカットされたガーネットを、花のようなモチーフに仕立てています。
クローズドセッティングされた裏面は ぷっくりとした金で覆われ、
こちらを正面に向けてもよい様な美しい仕上がり。
光を当てるとガーネットを通して、裏面に敷かれているであろう銀のフォイルに反射して色鮮やかに輝きます。
よく見て頂くと、小さくカットされた花びらを模しているガーネットは
紫を多く含んだ赤色を発しているように見えます。
光が当たる角度でほのかに変わる色味を楽しむことが出来る、
直径約21㎜の存在感のあるジュエリーです。

(写真のチェーンは別売りです)