縦 2.0 cm 横1.5 cmの小さなオーバルフレームの中に、セピア色の枝垂れ柳と骨壷が描かれた細密画のブローチ。
愛する方や身近な方が亡くなった後、
偲んで身に付けられたモーニングジュエリーです。

こちらの枝垂れ柳と骨壷のモチーフは、モーニングジュエリーの代表的な図案。
骨壷を包み込む様に描かれた うな垂れて見える柳は、遺された者の悲しみの様子をよく表しています。
アウトラインに沿ってセットされたハーフパールは涙の代わりに。

小さなブローチの中に優しさや愛情が込められた、また美術品としても完成度の高いジュエリーです。

シルクのビロードを思わせる様な、
上品でしっとりとしたブラックエナメルのリング。
半周にエナメルを施したものはたまに見かける事がありますが、一周全てをエナメルで包み込んだリングは大変珍しいと思われます。
金に縁取られた斜めに入ったラインが3本。
ローズカットダイヤがセットされており、優しい輝きを放っています。
細めのストレートラインのリングは、重ね付けにも最適。

内側には
お名前と亡くなったお日にちが。
亡くなった方を偲んで作られたモーニングジュエリーです。

サイズ12号（サイズ直しできません）

愛らしい花と葉を繋いだ花綱模様のブレスレット(ガーランド様式）
留めると一周すべての模様が繋がるように、クラスプ部分にも花のパーツが付いている細部までこだわったデザインです。
フランスのお品物らしい華やかな雰囲気ですね。
贅沢に金を使った厚みのあるこちらのお品物は着けて頂くと手に程よい重みとジュエリーの存在感を感じさせてくれます。

クラスプ金具の差込口にフランスの18金を表す鷲のホールマークが確認できます。

蝶のモチーフにしたべっ甲へ、金銀で模様を象嵌したピケと呼ばれるブローチ。
美しい上の羽根には金を基調に銀を少し。
下の羽根には銀を基調とし金を少なく配したデザインにすることにより、お品物にリズムが生まれます。
見えずらいですが、目は金、その周りの毛は銀で表現されています。
とても調和のとれた図案です。

アンティークジュエリーの中には、今では再現する事が難しく表現できない技術があります。
もちろん素材が手に入らなくなってしまったものもあります。
こちらのピケブローチもその一つ。
アンティークだからこそ手にする事ができる逸品です。

サイズヨコ4.3㎜（羽の一番広いところ）
　　　タテ2.5㎜（片羽根の中心）

ゴールドに包まれたタテ約14mm　ヨコ約9mmの迫力あるサイズのアクアマリン。
湖面を思わせる静かな優しい色合いが印象的です。

スッキリとしたベゼルに合わせたシャンクは、ギリシャ神殿のイオニア式柱頭を思わせる風格ある佇まい。
台座の透かし模様と相まって、横から見える様子も美しい大人の女性に似合うジュエリーです。

サイズ14号（お直し可能です）

シングルカットのダイヤモンドが5石マウントされた
すっきりとしたデザインのリング。
側面から見た時の女性らしい柔らかな雰囲気の繊細な細工は
アンティークを手にした時の幸福感を充分に
味わっていただけるお品物です。
奥ゆかしいダイヤモンドの光も美しく、デイリーに
お使いいただけることでしょう。

明るい色調のルビーとボウノットのいう甘いモチーフを、クールで均整のとれたプラチナワークがきりりと引きしめています。
優雅で貴族的なエドワーディアンから、直線的なデザインのアールデコスタイルに移行していく時代の息吹を感じさせる、まさに自立した美しい大人の女性のためのジュエリー。
ルビーは小粒ながらダイヤモンドの輝きに負けない強さがあり、遠目にも鮮やかに映ります。

ローズカットダイヤモンドのフラワーモチーフのイヤリング。
アンティークジュエリーイヤリングの中では、珍しいスタッズタイプです。
どうしても大ぶりな品が多いイヤリングですが、
こちらはチョコンと耳に乗せられる小ぶりなサイズ。

デイジーを思わせるその可憐な様子は、デイリーにお使いいただけます。

とろりとした艶やかなクリソベリルキャッツアイが美しいリング。
キャッツアイとは、カボッションカットによって猫の目のような光彩が表れる石のことをそう呼びます。
シルクと呼ばれるインクルージョンが平行に並んぶことによって、現れる白い光。
ゆっくりと動かしてみると、白い光線は瞬き あたかも猫の目がまばたきしているようです。

また美しく光線が出るものは、数が少なく貴重なお石として扱われています。

キャッツアイを取り巻くお石はダイヤと、
高い屈折率を持ち、その強い輝きはダイヤと並び称されるデマンドイトガーネット。

そんな高価な宝石を使用して作られましたリングですが、
新円に近いフォルムのキャッツアイとそれを取り巻く小ぶりなダイヤとデマンドイトガーネットのバランスが絶妙で、ラブリーなイメージで着けて頂けます。

クリソベリルは硬度が高く、傷がつきにくいためお使いやすいのも魅力です。

淡い色調のエメラルドが明るい印象のリング。
ローズカットダイヤモンドの万華鏡のような控えめな輝きが
まるで若芽に朝露が乗っているかのような
瑞々しく美しい仕上がりです。
シャンクの繊細な彫りが格調高さを添えており
完成度の高い作品です。

アンティーク、シェルカメオの持つ柔らかな風合い。
モチーフは、プシュケとクピトです。
クピトの翼、プシュケの衣は薄く透けるようで、
この世のものではない、神話的な質感の伝わる作品です。
ゴールド製の枠にも意匠を凝らし、
草花紋とも波とも思われる柄が彫られています。
愛の神話のカメオですから、途切れる事の無い紋様で縁を飾ったのでしょうか。
存在感ある大きさながら、軽量ですので
負担少なく装えるのも嬉しいところです。

タテ約48㎜　ヨコ約57㎜（フレームを除いています）

王冠の様にみえるこちらのイヤリング、実はイギリス海軍のエンブレムをモデルにアレンジしたもの。
下面に6粒並んだシードパールを海の波にみたて、5隻の船が帆を張って航海しているように見えます。
このようなデザインが女性のジュエリーに使われることは珍しいことで、
仕事に誇りを持った海軍の男性からの、大切な方へのプレゼントだったのかもしれません。
（イギリス海軍エンブレムデザインのカフスございます。）