フリーメイソンの第18階級とされる薔薇十字団のシンボルマークである赤い薔薇の花と、白いクロスと合わせたエナメルのリング。
あまり見かける事のない、珍しいお品物です。

約1㎝程の白いクロスの中心の赤い薔薇は、台座に模様を刻んで その上にエナメル掛けをしているギロッシュエナメル。
刻んだ模様が透けて見えて、とても綺麗です。
また白いクロスは立体感があり、横から見ると指に添うように歪曲しています。
一見、気づかないようなところにも工夫が施され、美しさと着け心地へのこだわりを感じる作品です。

薔薇の十字団
ドイツのローゼン・クロイツァー（実在は確認されていないそうです）が創設した中世から存在するといわれる秘密結社。
薔薇十字団という名前も彼の名から付けられています。
1614年にドイツで刊行された4冊のうちの1冊「ファーマ フラルニクティス」により、皆の知られる事となりました。

サイズ12号

べっ甲に美しい花模様が金銀で象嵌されたピケと呼ばれるクロスペンダント。
タテ約39㎜　横25.2㎜の少し大きめなサイズ。
チョーカーの様に短めのチェーンで合わせたり、60㎝以上の胸元位まで届く長めのチェーンで合わせて頂くとバランスがとりやすく素敵だと思います。
しかし、べっ甲の様な繊細な品物を長めのチェーンで合わせる事は、ぶつけて破損をしてしまいそうで怖いですよね。
こちらはべっ甲のクロスを金の台座にはめ込んだ形状の為、そのままのお品物より安心して着けて頂けます。
（もちろん強くぶつけると破損することはございます）
センターの金飾りやフレームがしっとりとしたピケに華を添えた上品なペンダント。

下に伸びたクロスの左下辺りの写真に赤く映っている所は、べっ甲の斑にあたります。