イギリスの天文学者エドモンド・ハレーは、
1682年に出現した彗星が1531年、1607年にも
出現記録があることから、彗星が次に出現する
76年後の周期を予測しました。
そして彼の予測通り、1758年のクリスマスに
彗星の出現が観測されたのです。
1742年のハレーの死後のことでした。
フォイルされた赤色のガーネットの独特の鮮やかさは
可愛らしく小ぶりなブローチながら、燃え立つ流れ星の強いインパクトがあります。
彼の功績を称えてハレー彗星と名付けられたこの美しい星は、
ジュエリー制作の世界にも大いに影響を与えたのでしょう。