シャーベットのような瑞々しい色味が魅力的な、縦約6mm　横約8.5mmのスクエアカットのサファイアリング。
立ち上がり部分にあたる透かし細工にはメレダイヤが10石ほど施されていて、動くたび夜空の星の様に瞬き輝きます。
唐草模様のような渦巻くその細工は、金属板を糸鋸のような道具で切り抜いて作ったとても手間の掛かるもの。
だからこそ、着けた時に存在感のあるリングです。

サイズ12.5号

鮮やかな青色の石に映えるピンチベックの金色が美しく、
繊細に編込まれた複雑な構造でしなやかさと軽やかさを
見事に具現しています。
ピンチベックは、大変味わいある繊細な作りのものが多いことで、
金ならずともアンティークジュエリーの世界では大変稀少な素材です。
何年経っても変色を起こさず、いまでは
作り方がわからないということも
過ぎた時代へのノスタルジックな思いをかきたてられます。
この作品は、初期のピンチベックよりもいささか色が濃く鮮やかなのが特徴です。

ダイヤのインデックスが印象的なオメガの時計。
ダイヤの色に合わせてでしょうか？白い金属の、葉のような形のリーフと呼ばれている針が付いています。
カジュアルな印象になりがちのツートンダイヤルは、シルバーとアイボリーの優しい色あわせでとても上品です。
フェイスのスモールセコンドの小窓や、時刻メモリを表すラインも細く薄く描かれており、あくまで控えめです。
スーツやフォーマルの装いに合わせてお着けいただけます。

自動巻き。
ケースサイズ約32mm
リューズにが変色が見受けられます。

回転式のロケットで、片面はアゲートのインタリオ、片面は
ブラッドストーンがはめ込まれていいるという凝った作りのシール。
軍旗らしいものをたずさえた犬が、樹の脇で歩を進めている様子が
勇ましくも躍動感ある姿で彫りこまれています。
ブラッドストーンの面の彫りは、これから注文するところだったのかも
知れませんね。チェーンネックレスを通してペンダントとしてお使いいただけます。

ラピスラズリの美しい青とゴールドとの対比が印象的、
石とシャンク全体に現れている摩耗の質感がかすむように美しく
光をかざすと今にも飛び立っていきそうに翼を広げた雄々しい
大きな鳥の姿が優雅に幻想的に浮かび上がります。
小さなスペースにシンプルな彫りでこのような躍動感を表現した作者の力量には感動せざるをえません。
サイズも小さめですので、女性にもお薦めです。

どこから見ても常に美しい透かしに包まれたアメジストリング。
ゴールドフレームの上下左右の真ん中にはオレンジとブルーのエナメルが施されています。
残念ながら側面のエナメルは一部消えていますが、それ以外は殆どダメージが見当たりません。
側面の下から見上げてみると、ゲートの様で建築物に見えたりもします。
個別に各部を見てみると透かしが多く使われていて軽やかな印象ですが、
全体ではとても力強く感じられるリングです。

アメジスト　縦約1.2mm　　横約9mm
サイズ＃13.5

三匹の猫ちゃんがなんともリアルで、手にとると思わず微笑んでしまう可愛らしさ。
着用すると、ピンと耳をそばだてて斜め下を向いている様子が
素晴らしい彫りで表現されているのがわかります。
目を閉じて寝ている猫、下を向いている猫、真横を見据えている猫。
一緒にいても考えていることはそれぞれ違うんだよ、とでも言いたげな
小さな物語を見ているような作品です。