ブラッドストーンのインタリオリング。
五本の羽が王冠を飾っています。
その上には上を向いた鷲でしょうか、首を伸ばし翼を広げ、今まさに飛び立とうとするような躍動感あふれる様子が彫られています。
ブラッドストーンの赤い斑が所々に点在するのですが、特に鳥の頭上と胸のあたりにはっきりと見えるのは、楽しい偶然です。
シャンクの内側にはイギリスホールマークがきれいに確認できます。

サイズ10号

格子模様を起点に、葉とクロスの模様が交互に連なるエタニティ・リング。
模様の枠や葉の形など、よく見るとひとつひとつに微妙なニュアンスの違いがあり、手彫りの味わいを感じるひと品です。
模様の刻まれた部分は平面になっているので、光が射し込む角度によって輝く面が異なり、手を動かすたびに際立つ模様の変化をお楽しみいただけます。
また、リング表面のエッジも丸く仕上げられているので着け心地も滑らかです。

サイズ約17号、リング幅約5.1mm

安定した台座に、つがいでしょうか？二羽の鳥が仲良くリースを支えあっているようなデザインのシール。
ほのぼのとした幸福感が伝わってきます。
一羽はピンクゴールド、もう一羽はイエローゴールドで表現されています。
鳥たちの滑らかな様子は、200年の時を経たアンティークならではの風合い。
鮮やかな赤の斑点が入ったブラッドストーンには、 Sarahと　おそらく女性の名前でしょう、美しい書体で彫られています。

ウィッチハートのような遊び心あるデザインのイヤリング。
打ち出しようのタガネで打った思われるゴールドの表情から葉を連想させ、センターのダイヤは葉からこぼれ落ちてゆく雫のようです。
着けると耳から下がったところに落ち着き、可憐さを演出。
マット加工の落ち着いた風合いのとても上品なこちらは、デイリーにお使いいただきたい一品です。

オパールの細くすっきりと立ち上がったマーキースのカボッションカットが印象的なリング。
優しい水色の中に所々入るピンクの斑は、出しゃばり過ぎない絶妙なバランスです。
取巻くローズカットダイヤは、一段下がった位置につけられ、先端の鋭角なラインがオパールのデザインを際立たせています。
マーキースは着けた時のバランスが難しいモチーフですが、小ぶりなこちらのリングは、お似合いになる方が多いと思われます。

サイズ14号
オパール　タテ11mm　　ヨコ3.5mm
ベゼル　　タテ18mm　　ヨコ8mm

オールドカットダイヤモンドの輝きが印象的なペンダント。
生き生きとした花びらや葉の意匠の下のダイヤモンドは、まるで朝露のように揺れて輝きます。
やや大ぶりですが、可憐さと細工の精緻さで、少しも威圧感がありません。
写実的な草花のモチーフを、左右対称のジュエリーにまとめあげたところに作者の力量を感じさせます。
自然主義的なジュエリーからエドワーディアンに移行していく、時代の流れを感じさせる作品です。

縦約57mm×横約35mm（バチカン含む）

いかにも優雅な貴婦人の指先を飾っていたであろうことを彷彿とさせるリング。
オールドヨーロピアンカットのダイヤモンドを中心に、柔らかく繊細な透かしが施され、花びらのようなアウトラインと相まってクールな中にも柔和さが添えられています。
均整がとれたデザインは、この時代独特の貴族的な美意識を反映したものと言えるでしょう。

サイズ約#10、ベゼル縦約23mm×横約10mm

大粒のローズカットダイヤモンドと繊細な花綱模様のハーモニーが美しいペンダントブローチ。
大ぶりで重厚感がありながら楚々とした上品さで、胸もとでゆれるたびに潤むような輝きを見せる魅力的な作品です。
ベルベットのリボンでお着けいただくのも素敵ですね。
裏側にはブローチ用の金具もついています。特別な日のひと品に。

タテ約60mm×ヨコ約30mm

オールドマインカットダイヤを引き立てるようなシンプルな爪立てのソリテールリング。
肩から延びる三本のまっすぐなラインは、しっかりとした厚みと幅があるため着けた時に安定感があります。
ダイヤはタテ6mmヨコ5mmとボリュームあるので、エンゲージなどの記念のリングとしてもお勧めです。
手のひら側には、他国からフランスへ輸入されたフクロウの刻印が確認できます。

サイズ16号（サイズ直し可能です。ご相談ください）