3人のエンジェル、もしくは子供たちが網で蝶を採っているのどかな光景です。
それぞれ皆違うかわいい表情をしていますが、手描きされたからこその成せる業。
フレームもおそらくフランス製と思われますが、真珠で表現された花や薄いゴールドのリーフがとても繊細で軽やかです。
真珠の一つ一つの色と形が微妙に違うところも、味のある優しい雰囲気を醸し出しています。
チェーンを通すバチカンだけは少ししっかりめで、艶出し仕上げで色も微妙に本体とは違いますので、このパーツだけは後で取り付けられた物と推察されます。
裏側の真ん中のオーバル形のガラスの蓋は蝶番で止められていますので、観音開きに開いて中に写真を入れられるロケットとして使用できます。
10月 26
10月 26
クリアで明るい色味のエメラルドがとても可憐なリング。
それぞれの石の上下にあしらわれた小さな丸い金の粒、石の両脇に施された羽根とも麦の穂とも見えるモチーフが百合の紋章のように組み合わさった彫。細工の細かさもより一層、華を添えています。
中心のエメラルドの大きさは約4×1.5mmほど、横に並んだ5石の幅は約12mm。サイズは12号。
小ぶりで可愛らしいのも魅力です。
10月 26
約縦10.5mm 横8mmの大きなダッチローズカットのダイヤモンドリング。
後ろがふさがれたクローズセッティングでありながら、造りが良い事と、大切に受け継がれてきたのでしょう、とても美しく輝きます。
シャンクには、アルファベットのCまたはGにも見える文字のようなものが施され、オーダーされた方の意向を想像するのも楽しいです。
すっきりとしたユニセックスな雰囲気を持ったデザインですので、女性のみならず男性が着けても素敵です。
10月 26
ていねいに覆輪留めされた白く輝くパールのイヤリング。
耳元で可憐に揺れ、お顔まわりが上品に華やぎます。
お花をかたどった普遍的なモチーフとほどよい大きさは、現代のお洋服にも合わせやすいひと品です。
10月 26
黒と白のコントラストが大変美しいオニキスのカメオです。
気品あるお顔、16世紀頃のスタイルと思われる豪華なドレスを身にまとい、頭に王冠を乗せている様子から王族のどなたかのお姿なのでしょう。
胸の厚み、襟のレースの重ねなどとても立体的に彫られています。
フレームにはオールドマインカットダイヤモンドと約5mm玉という当時は貴重だったパールが使われています。
フレームのデザインにおいても他に類をみない珍しい一品です。
身に着けるだけでなく、絵画の様に額を用意し部屋に飾ってもよい存在感があります。