サファイアとダイヤモンドでクローバーをかたどっていて、思わず、可愛い!と言ってしまいそうですが、
よくよく見てみると、とても手間がかけられたジュエリーです。
深い色のサファイアの外側にセットされたダイヤモンドはシルバーに留められ、色のコントラストが効いています。そして、パールを間にはさみこむことで、渋くなりすぎない可憐な雰囲気に仕上がっています。ゴールドのチェーンネックレスは素肌に馴染みますので、小さなモチーフも浮き立つようように見せており、計算しつくされた完成度。アンティークらしい奥ゆかしさを持ちつつも、とても贅沢な一品。
ハンティングで獲物を探す時に欠かせないのが、双眼鏡です。
側面には、猟犬が鹿を追いかけている光景が立体的に表現されています。
ご愛用の皮ケース付きなのが、ちょっと嬉しいです。
アンティークジュエリーがお好きな方ならご存知の「文字遊び」。REGARDに代表される、宝石の頭文字を並べたジュエリーです。愛する女性の名前の頭文字を並べた例などもありますが、このリングは「LOVE」 =ラピスラズリ、オパール、ヴァーメイユ(ガーネットの古語、Vの頭文字で始まる宝石がないため)、エメラルドの組み合わせ。
何ともストレートな愛情表現ですね。
文字遊びのジュエリーの代表格、REGARDのリング。シードパールと2列にデザインすることによって、色石の鮮やかさがより引き立っています。愛のメッセージリングですが、これなら現代のファッションにもコーディネートしやすいシンプルさです。愛する女性に、さりげなくプレゼントされてはいかがでしょうか。
中心から左右へ延びる植物は、見ると正対称ではなくそれぞれ違う模様が刻まれています。さりげなく考えぬかれたデザインにうれしくなってしまいますね。
また反対側には彫りが入っていないので、すっきり見せたいときにはこちらを見せてお使い下さい。おしゃれも2倍楽しめます。
ちょっと大きなつぶのダイヤモンドです。
シルバーの加減の良い渋色が額縁の役割をはたしていて、ダイヤモンドの輝きをさらに引き立てます。もちろんお磨きすれば白く輝きだします。どちらを選ぶかお好みで!
金具も下からパチッと納まり、落とす心配なくお使いいただけます。
オパールと真珠の組み合わせが、とても優しくエレガントな雰囲気のネックレス。華やかなデザインですが、少しも嫌みがありません。ゴールドの枠に留めたハーフパールのグラデーションも見事な一品です。
ティアドロップ型のクリスタルの周りに装飾を施し、その上からまるでペンダントを掛けるかのようにサファイアのラインがデザインされ、センターにはダイヤモンドが3つ、クリスタルに鋳こまれています。気品あふれるエドワーディアンの一品です。
ペリドットとハーフ・パールがとても可愛いペンダント。
現代の感覚からするとやや大振りなのですが、ダイヤが使われていないこともあるのか
とても奥ゆかしい雰囲気の中、イヴニングエメラルドの異名を持つペリドットが美しく輝きます。
どんなお姫さまが着けていたのかしら?と、思わず楽しい想像をしてしまう一品です。
ピンチベックとは、イギリスの時計職人のクリストファー・ピンチベックが発明した合金です。金に良く似た風合いのピンチベックは金が貴重だったこの時代、とても人気のある素材でした。
全体的に細かく彫りが施されている華やかな品物で、全長約5センチでふっくらとボリュームがありますが、中が空洞になっているため耳に負担をかけることなくお着けいただけます。
スコットランドで産出されたメノウを、当時人気のあったバックルのモチーフにセットしたブローチです。
中心のシトリンの花は、スコットランドの国花であるアザミの花です。
そして花の存在感に負けていないのが葉の躍動感です。シルバーを裏から打ち出して作られたと思われます。
葉の葉脈まで彫があるのはもちろん、葉先にまで気を使ったとても丁寧な仕上がりです。
もともと男性用に作られていたスコティッシュブローチですが、スコットランドの地が人気となると共に女性用にたくさん作られるようになりました。
この品物もその1つでしょう。
ヴィクトリアンのロマンチシズムの代表的な作品、バラを持つ手のブローチです。バラを持つ手 には友情という意味もありメッセージジュエリーの1つでもあります。
オールドローズの蕾のふっくらとした表情、開花した花の花芯にむかう奥行感までとても繊細に彫刻が施されている上品な品物です。